大鹿歌舞伎春の定期公演開く

文化・芸能

[ 2014年 5月 5日 月曜日 9時33分 ]

熱演におひねりが飛んだ 大鹿村大河原の大磧神社舞台で3日、300年前から続く国選択無形民俗文化財「大鹿歌舞伎」春の定期公演があった。村民でつくる保存会の熱演が1100人の観衆を魅了した。

 

 演目は、母と子の情愛を描いた「傾城阿波鳴門 順礼歌の段」と、恩人の子を助けようと自分の子を差し出す「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」。

 

 どちらも伝統を受け継ぐ村民が熱演。観客からは掛け声と拍手が沸き起こり、見えを切る場面ではおひねりが飛んだ。

 

 大鹿歌舞伎を題材にした映画「大鹿村騒動記」をきっかけに、初めて足を運んだという神奈川県川崎市の男性(65)は「初めて見物しましたが、見事な演技に感動しました」と話した。

 

 この日は天候にも恵まれ、県内外から大勢の歌舞伎ファンが訪れ境内を埋めた。子ども連れも多く、ござを広げ、お弁当や飲み物を味わいながら伝統の地芝居をゆったり楽しんでいた。

  

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