飯田市天龍峡で「天龍峡をどり」開催

文化・芸能

[ 2015年 9月 8日 火曜日 15時53分 ]

 飯田市天龍峡の“人心の美”といわれる「龍峡小唄」を生かしたイベント「天龍峡をどり」(主催・天龍峡観光開発整備推進協議会)が5日、飯田市天龍峡の姑射橋(こやきょう)周辺を会場に開かれた。牧野光朗飯田市長も参加して、生演奏による「正調龍峡小唄」を輪になって踊り、にぎわった。

 盆踊りで踊る龍峡小唄は「名勝天龍峡」を内外に広めようと1928年に誕生。翌年から95年までの間、天龍峡盆踊りや天龍峡リンゴまつりの中で地元住民に親しまれながら継承され、最盛期は川路の八十二銀行付近から龍江の林薬局付近まで、三重四重にも輪が広がり2000人もの人が踊る盛大な祭りだった。

 かつてのにぎわいを取り戻そうと、関係者の熱意により2010年、天龍峡盆踊りとして復活。5回目の今回も数多くの人々が参加して三味線など地域の生演奏に合わせ、川路と龍江をつなぐ姑射橋の上に大きな踊りの輪をつくり上げた。

 休憩時間には、来年春の式年大祭お練り祭りに向けて飯田盆をどり、龍峡音頭、飯田奴音頭を地元で日本舞踊などを学ぶ与津乃波会が披露したほか、子ども向けの「縁日」もビンゴ大会などで盛り上がり、約1000人(主催者発表)が訪れた。

 踊りに加わった牧野市長は「三遠南信自動車道の工事が進む中、天龍峡の一番の魅力はおもてなし。その素晴らしさを発信してもらいたい」と語り、松尾長門会長は「にぎやかな踊りの輪ができた。最後まで楽しみたい」と話した。

 この日を皮切りに、天龍峡一帯は秋の観光シーズンに入る。そば祭りやハロウィーン、秋の祭典など11月までイベントを連続で開催していく予定だ。

  

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