天龍村で小中生対象の盆踊り講習会

文化・芸能

[ 2017年 7月 22日 土曜日 14時39分 ]

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 天龍村で8月15日に開く夏祭りを前に、盆踊り保存会(宮沢俊教会長)と平岡民謡クラブのメンバーが21日、天龍中学校体育館で地元の子どもたちを対象にした盆踊り講習会を開いた。児童や生徒たちはうちわを手に、曲に合わせて所作を確認。会員らも伝統芸能の継承に努めた。

 同夏祭りの中で1時間にわたり繰り広げられる盆踊り。国重要無形民俗文化財に指定される阿南町「新野の盆踊り」の流れをくみ、村では「高い山」「十六」「すくいさ」「おさま」の4曲を伝統的に踊ってきた。

 かつては街中を会場に3日間、うら盆も含めると4日間の盛大な盆踊りを繰り広げていたが、少子高齢化で参加者も減少し、中学校グラウンドを会場に夏祭り形式に変更。2014年からはより平岡の中心地に近い村営駐車場に会場を移して継続している。

 そのような状況下で開く講習会は、参加者の確保と伝統の継承を目指し、毎年この時期に天龍小中の児童生徒向けに開催。8回目となる今年は小中合わせて35人が参加した。

 保存会の宮沢会長(68)と民謡クラブのメンバー4人が講師で訪れ体育館の中心で手本を示すと、大きな輪になった子どもたちも両手を左右に流すタイミングやうちわをたたいて歩を進める動作など、1曲1曲注意深く確認した。5年生の板倉寧々さん(10)は「大人になっても覚えていたい」と話した。

 練習の成果は村の夏祭りで披露する予定だが「近年は子どもの参加が減っている」と同民謡クラブのメンバーら。熊谷美里さん(77)は「昔は新年会でも同級会でも踊ったもの。伝統をつなげていきたい」と語り、宮沢会長も「村で育った子どもたちだからこそ覚えてもらいたい」と話している。

  

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