姑射橋周辺で名勝天龍峡をどり開催

文化・芸能

[ 2019年 9月 10日 火曜日 15時02分 ]

 飯田市天龍峡を世に広めた「龍峡小唄」を再び地域に根付かせるイベント「名勝天龍峡をどり」(主催・実行委員会)が7日夜、天龍峡の姑射橋(こやきょう)周辺で開かれた。ことしは同市千代地区が初参加し、約3000人が来場。浴衣姿の老若男女が生演奏に合わせて正調龍峡小唄を踊り、和の風情を楽しんだ。

 ことしは、踊りの輪が姑射橋の端から端まで途切れることなく続き、川路側では橋から大きくはみ出していた。竹村公秀実行委員長(76)によると、「こんなに大きな輪ができたのは祭りが再開して初めて」。参加者は玉琴会と飯田女子短期大学の和楽サークルが奏でる三味線に合わせ、約1時間半にわたり踊り続けた。

 ことしは川路、龍江両地区とともに、千代地区も初めて参加。本年度に「天龍峡大橋(仮称)」が開通するのを見据え、近隣住民の交流を深めていく。千代まちづくり委員会の関口俊博会長(68)は「天龍峡と一緒に、万古渓谷、野池親水公園など千代の観光の発展にもつなげていければ」と効果に期待していた。

 姑射橋広場の「天龍峡縁日」には夜店が並び、ライン下り駐車場で開かれた「こども縁日」では子どもたちが射的など昔遊びを楽しんだ。祭りの1時間前には正調龍峡小唄や正調伊那節の踊りを学べる「踊り体験プラン」が開かれ、龍峡亭で浴衣の着付け教室が行われた。

 祭りの後半には打ち上げ花火が峡谷を幻想的に照らした。

 竹村実行委員長は「踊り日和の良い天気で、大勢の方が参加してくれてありがたい」とし、「年々浴衣の客が増えている。和風を楽しめる祭りになれば」と発展に期待していた。

◎写真説明:生演奏に合わせ踊る参加者(天龍峡の姑射橋付近で)

  

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