山本の七久里神社で御柱祭

文化・芸能

[ 2016年 4月 5日 火曜日 8時55分 ]

 飯田市山本の七久里神社の御柱祭が3日、挙行された。この日を心待ちにしていた氏子は力を合わせ、諏訪大社とほぼ同じ長さの2本の巨木を子どもや女性も加わった氏子ら約700人で曳行。多くの観衆が見守る中、同神社に建立した。

 神社で神事を済ませた氏子たちは2手に分かれ、「北之御柱」と「南之御柱」が安置されている緑風苑と西平上の山林に向かい曳行を開始。木遣り唄や消防団のラッパの合図とともに御柱が動き出した。

 曳行ルートは両御柱とも前回より1キロほど長い約3キロ。このうち南之御柱では、飯田山本インター付近の曲がりくねった下り道をてこを駆使して進み旧国道を曳行。終盤は船橋屋前からの神社までの長い上り坂を引き上げた。

 沿道には多くの住民やカメラ愛好家が集まり、勢い良く進んでいく大きな御柱の姿を堪能。今回は一般からも自由に参加できるようになっており、見物に訪れた子どもや母親たちも次々と曳行に加わっていった。

 午後の建御柱祭では、2本の御柱の先端を整える儀式「冠落とし」に続き、近藤政彰宮司によって御幣が付けられ、クレーン車で垂直に建立された。最後には境内いっぱいに集まった人たちに餅がまかれた。

 総括責任者の元村両治山本区長は「ポスターで一般参加可能と呼び掛けを行ったが、ここまで盛大にできたことを感謝したい。子どもたちやお母さん方も積極的に参加してくれ、次の世代へつなぐことに成功したとうれしく思えた」と話していた。

  

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