七久里神社ではだか祭り開く

文化・芸能

[ 2015年 10月 6日 火曜日 9時51分 ]

 飯田市山本の七久里神社(近藤政彰宮司)で3日夜、「はだか祭り」の異名を持つ秋季祭典宵祭りがあった。しめ縄を腰に巻いた7人の若者が、桶(おけ)を力強く振りながら火の粉を全身で浴びる雄姿を見せ、県内外から集まった見物客の注目を集めた。

 7つの平(集落)の氏子と桶振りの若者は、花火の打ち上げに合わせて午後7時から練り込みを始め、参道でこん身の桶振りを披露。参拝、おはらいを済ませると、三国の火の粉を数分にわたって浴びながら桶を高々と掲げた。

 氏子たちは本殿に到着するまでの間、大きな日章旗や旭日旗を豪快に振り、かつては打ち上げ煙火の玉を入れた「玉箱」をかついで勢いよく左右に揺れるなどして盛り上げた。

 7つの平の氏子が全て境内に入ると、大規模な仕掛け花火下で7人全員が桶を振る「連合仕掛」。引き続いて、大きな大三国の下できおう「連合大三国」が繰り広げられた。

 湯川地区で桶振りに選ばれた男性(23)は「小さいころから出たい気持ちが強かったので大変うれしかった。思った以上にきつかったけど満足感でいっぱい」と笑顔を見せた。

 元村両治区長は「心配していたが、風もなくいい天気に恵まれた。氏子の皆さんが大掛かりな準備を進めてくれ、警察署や消防署の指導の下、事故なく祭りを挙行できた」と話していた。

  

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