峠の国盗り綱引きが受賞

文化・芸能

[ 2014年 8月 29日 金曜日 9時49分 ]

 飯田市南信濃と静岡県浜松市水窪の青年たちが毎年10月に県境の兵越峠で開いている「峠の国盗り綱引き合戦」が27日、サントリー文化財団の第36回サントリー地域文化賞に選ばれた。県境を越えた2地域が、綱引きを通じて伝統的な交流を深める取り組みが評価された。

 綱引き合戦は、1987(昭和62)年に旧南信濃村、旧水窪町の商工会青年部による地域興しの一環としてスタート。信州軍と遠州軍が互いの領土1メートルずつをかけて綱引き3本勝負をするイベントで、県境の兵越峠(標高1168メートル)にある「国盗り公園」を合戦の舞台としている。

 市町村合併が進んだ現在も、両地域の商工会議所や商工会の支部青年部が軸となって運営。昨大会までの通算成績は信州軍の15勝12敗で、国境を3メートル静岡側に広げている。

 同賞では「領土をかけた大人の遊びに真剣に取り組み、地域住民と行政も巻き込んで、ライバルでもあり仲間でもある2つのまちの交流が復活した」と紹介されている。

 飯田商工会議所遠山郷支部の山崎久孝青年部長(49)は「全国に届くようなイベントになり、非常にうれしく思う。行政をはじめ、多くの関係機関に寄り添っていただき、続けてこられた。今後も勝つことは一番だが、両国の友好関係が続くよう重ねていきたい」と喜びを語った。

 同賞は地域文化の発展に貢献した個人や団体を表彰。飯田下伊那地域では1988年にいいだ人形劇フェスタが受賞している。

 ことしの峠の国盗り綱引き合戦は、10月26日に予定している。

  

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