県民芸術祭2013参加「第63回写真県展」(県写真連盟など主催)が17日、飯田市小伝馬町の県飯田創造館で始まった。審査を経て選ばれた推薦、特選、入選作品と、県写真連盟役員の招待作品など300点以上を展示している。20日まで。
昨年10月から長野会場を皮切りに始まり、ことし2月まで県内7カ所で展示される。今回の総応募点数は5612点。一般で自由作品とネイチャー作品、組写真、学生の4部門があり、選考を経て推薦4点、特選14点、準特選15点、入選270点が決まった。
飯田下伊那関係では、飯田写友会の島岡章一さんが自由作品とネイチャー作品、組写真の3部門で入賞。また飯田写真クラブのまつしまあきらさんが組写真の部で、松川東小学校3年の女子児童が学生の部で入賞している。入選は36点だった。
島岡さんが組写真の部で特選1を受けた「鹿駆除」は、地元の山で捕獲された鹿の駆除の様子を3枚の組写真で表した作品。おりに閉じ込められた鹿が銃で撃たれ、雪の上を引きずられていく。