川本人形美術館が10周年記念常設展

文化・芸能

[ 2017年 3月 1日 水曜日 15時34分 ]

10周年を記念する常設展示(川本美術館で)

 飯田市川本喜八郎人形美術館は11月26日まで、同館開館10周年記念常設展を本町の同館3階ギャラリーで開いている。開館当時を振り返り、「三国志」と「平家物語」の人形71点を展示。開館日に当たる今月25日には記念イベントを開催する。

 同館は2007年、「人形劇のまち飯田」を象徴する施設としてオープン。人形芝居の伝統が息づき、人形を愛する人々のいる飯田を「人形たちに一番ふさわしい場所」とし、人形美術家の故・川本喜八郎さんが寄贈した約200点を収蔵する。

 常設展示は年2回実施。第20回となる今回は10周年を記念し、川本さんの人形の世界を新たな視点で見直そうと、開館当初の展示を再現した。

 「三国志」のコーナーは「英雄列伝」をテーマとし、物語のシーンや魏、蜀、呉の国別に57点を展示。白馬にまたがって指揮をとる劉備や、長いひげをたくわえた凛々しい表情の関羽、軍師として劉備を支えた孔明と■統(ほうとう)といった、個性豊かな武将たちの人形が並ぶ。

 「平家物語」は「栄華・木曽と鎌倉」をテーマに14点を展示し、平家打倒のため蜂起した木曽義仲や源頼朝、平清盛などを並べている。

 開館は午前9時半から午後6時半まで。入館料は一般400円、小中高校生200円。毎週水曜日(祝日開館)は休館。

 3月25日には開館10周年記念イベントを開催。一日入館無料とし、いいだ人形劇フェスタのゆるキャラ「ぽぉ」が入館者を出迎える。午前9時半から、オープニングとして本町三丁目大名行列を実施する。

 また孔明の人形との写真撮影(午前10時から正午)、「ハルポンズ」の人形劇と「ソノール・クラリネットアンサンブル」の演奏会(午前10時半と午後1時)、人形を作って遊ぶワークショップ(午前11時半と午後2時)、人形アニメーション上映(午後3、4、5時)を行うほか、受付で配布するアンケートに答えるとオリジナルグッズをプレゼント。

 同日から4月23日まで、10周年記念企画展の第1弾「項羽と劉邦」を同館3階スタジオで開催する。問い合わせは同館(電話0265・52・3594)へ。

■は、广(まだれ)に龍

  

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