川本喜八郎人形美術館で阿修羅フィギュア展開催中

文化・芸能

[ 2009年 11月 2日 月曜日 17時14分 ]

 飯田市本町の飯田市川本喜八郎人形美術館(川本喜八郎館長)は15日まで、飯田出身の原型師・木下隆志さんによる「阿修羅フィギュア展~原型師 木下隆志の世界~」を同館ホワイエで開いている。同館は「精巧にできていて、鑑賞に堪えられる立体の芸術品。実際に手で作られたものを特別にお借りした。職人の世界を見ていただければ」と話している。

 3日に同館周辺で開かれる「インターナショナル・フィギュア・マーケット2009」(NPO法人いいだ応援ネットイデア主催)の一環で実施。阿修羅フィギュアは、ことし東京と福岡で開かれた「阿修羅展」の公式グッズとして販売され、大人気となった話題作で、フィギュアのもとになる原型と塗装見本を展示している。

 台座を含めた高さは14センチ。憂いを帯びた表情はそのまま、実物の12分の1の大きさで再現した。当時の姿に近付けるため赤みが強く、模様も鮮明になっている。飯田市美術博物館の学芸員、織田顕行さんによる「阿修羅のひみつ」も紹介している。

 木下さんは1964年生まれ。フィギュアや食玩で知られる模型会社「海洋堂」(大阪府)に所属し、ウルトラマンなど特撮ヒーローの原型制作などを得意とする。川本館長監修による「三国志」シリーズでは諸葛亮孔明、劉備玄徳の原型を担当した。

 同館は「(木下さんは)川本館長と対談したご縁もあり、地元から取り上げてほしいという声もあった。地元出身でプロの模型制作者として活躍している人がいることを知っていただければ」と話している。

 開館時間は午前9時半から午後6時。水曜休館。入館料は一般400円、小中学生・高校生200円。

  

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