川本美術館が人形操作デモンストレーション

文化・芸能

[ 2011年 4月 13日 水曜日 10時40分 ]

 飯田市本町の川本喜八郎人形美術館は10日、人形操作デモンストレーションを同館で開催した。同館と市美術博物館で開催中の特別展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」関連イベント。人形劇団プーク(東京都)の荒川純子さんを迎え、さまざまな種類の人形の解説や実演が行われた。

 同団は1929年に設立された、日本で最も古い人形劇団。荒川さんは劇団で実際に使用されている人形を用意し、来場者の目の前で劇の一場面を演じて見せたり、使い方を説明した。

 同団の公演作品「小さなボールのフリーチェク」に登場する糸操り人形の操作方法を解説した後、「やってみたい人」と観客を舞台に誘った。荒川さんは手を挙げた観客の男性におじいさんの人形を渡し、自身はおばあさんの人形を操りながら、一緒に楽器を演奏したり、歩くなどの演技を行った。

 男性は人形の操作にとまどいながらも、荒川さんの助言を受けながら腕を動かしてオルガンを回したり、歩くなどをして見せ、会場から温かな拍手を受けていた。

 ほかにも、逆に吊り下げると別の人形が現れる一本棒遣いの人形や、頭と足に一本ずつ糸を付けたバレリーナ人形などを次々と実演。手袋に簡単な顔と手足を付けたブルガリアの人形を取り出すと、音楽にあわせて軽快なダンスを踊ってみせた。

 最後に、頭と肩で固定して支え、人形の手に遣い手の手を入れて操る巨大なフラメンコ人形が登場。日本の伝統的な「乙女文楽」に通じる操作法で、衣装を足ではね上げながら激しいダンスを披露すると、観客から歓声が上がった。

 喬木村からきた一家は家族4人で鑑賞。1歳と3歳の子ども2人は、手をたたきながら人形の操作を見守っていた。「子どもが見入っていてよかった。動かし方によって人形の表情に変化があった」と話していた。

  

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