川本美術館で「人魚姫」展、人形劇の制作過程を紹介

文化・芸能

[ 2015年 4月 29日 水曜日 11時25分 ]

川本美「人魚姫」展 NPO法人いいだ人形劇センターは、飯田市内で上演した人形劇「人魚姫」の人形や舞台セットなどを並べた展覧会を、本町の市川本喜八郎人形美術館交流ゾーンで開いている。飯伊の10―60代まで20人が、ワークショップに参加して制作。写真や公演時の映像とともに、1年6カ月にわたる人形劇の制作過程を紹介している。5月25日まで。

 

 人形劇の制作方法と人形を使った演技についてさまざまな角度から学習し、継続的活動のできる専門家チーム育成をねらいとしたワークショップ。人形芝居燕屋・くすのき燕さん(松本市)と人形美術家の吉澤亜由美さん(下條村)を講師に、2013年11月に始まった。

 

 人形・美術制作をはじめ即興表現や人形操作、歌のレッスンなどに取り組み、舞台稽古を重ねてことし3月に飯田人形劇場で初演。全4回の公演はいずれも前売り券が完売し、多くの観客が来場して発表を楽しんだ。

 

 会場には、参加者が制作した胴串(どぐし)差し金人形などの人形約20体と、人魚姫のお気に入りの場所である海中の庭の舞台セットなどを展示している。人形は、人魚姫と3人の姉たち、王子、恐ろしい魔女やかわいらしい魚たちなど。人魚姫は人間の足を得る前と後で表情が微妙に変化しており、それぞれの人形を間近で鑑賞することができる。

 

 ほか、作品の舞台プランや場面構成の検討、人形・美術制作、舞台稽古の様子などを捉えた写真の展示や、公演のダイジェスト映像の上映も行っている。

 

 「人魚姫」は、ことし8月のいいだ人形劇フェスタでも上演される予定。現在、出演者は同センターが開いている人形劇講座に参加して身体訓練などを受けている。

 

 また初演時、劇中歌は1番のみだったが、2番の制作も進行中。同作品の音楽を担当する愛宕町のギタリスト、桑原利彦さんが作曲に取り組んでおり、5月16日に飯田病院で開かれるロビーコンサートで披露する予定だという。

 

 演出を担当しているくすのきさんは「フェスタに向けて稽古を重ね、初演よりもさらに良いものをお見せすることができれば」と話していた。

 

  

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