川路一帯で祇園まつり開く

文化・芸能

[ 2014年 7月 15日 火曜日 9時01分 ]

 飯田市川路の祇園まつりは12日、2区から8区の各区で繰り広げられた。小学生を中心とした祇園囃子を奏でながら屋台が地区内を練り歩き、勇壮な獅子舞を披露した区も。夕方からは各区公民館などで夏祭りのイベントも開かれ、地域一帯にお祭りムードが漂った。

 川路祇園祭りは江戸時代中期の天竜川氾濫から始まったとされる伝統行事。天竜川右岸で水難に悩まされ続けてきた住民の治水への祈願として行ってきたが、250年近く経つ現在は、無病息災などを含む全ての厄除けとされ受け継がれている。

 本元となる4区「旭」は、津島神社での神事の後、区内の練り歩きに出発。各家や商店の所望に応じてお囃子を披露したほか、巡行後の演芸を兼ねた懇親会では伝統の「白浪五人男」を上演した。

 2区「寿」3区「英」5区「甲子」でも囃子屋台が地区内を練り歩き、5区は女性が太鼓役として威勢よくばちを振った。6区「古城」はみこしを取りやめ、子どもから大人までが楽しめる「お祭り広場」を開催。唯一の獅子舞となる8区「千登勢」は諏訪社境内の津島様に獅子舞を奉納。勇壮な舞を披露した。

 8区の牧内茂千登勢獅子舞保存会長は「毎月1回の練習の成果が実り、子どもたちも上手に演奏できた」と笑顔。中島豊区長は「子どもの人数が減る中、伝統の行事を続けられるよう後継者の育成にも励まなければ」と話していた。

  

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