川路地区一帯で祇園まつり開く

文化・芸能

[ 2015年 7月 15日 水曜日 9時35分 ]

 飯田市川路の祇園まつりは11日、2区から8区の各区で繰り広げられ、小中学生中心の祇園囃子を奏でながら屋台が地区内を練り歩いた。夕方からは各区公民館などで親睦会や夏祭りイベントが開かれ、祭りムード一色に染まった。

 川路祇園祭りは江戸時代中期の天竜川氾濫から始まったとされる伝統行事。天竜川右岸で水難に悩まされ続けてきた住民の治水への祈願として行ってきたが、250年近く経つ現在は、無病息災などを含むすべての厄除けとされ受け継がれている。

 本元となる4区「旭」は、津島神社で神事を終えると区内練り歩きに出発。各家や商店の所望に応じて「鳶娘(とびむすめ)」や「旭新五朗」「宮神楽」などの囃子5曲を披露した。懇親会では伝統の「白浪五人男」を上演し、牧内実琴区長は「この時期の川路は祇園優先の意識が高く、きょうも盛り上がっている」と話した。

 2区「寿」、3区「英」、5区「甲子」でも囃子屋台が地区内を練り歩き、昨年みこしを取りやめた6区「古城」は、ことし子どもみこしのキオイを復活。唯一の獅子舞となる8区「千登勢」は諏訪社境内の津島様に獅子舞を奉納。勇壮な舞を披露した。

 川路まちづくり委員会の吉川武夫会長は「子どもの数が少なくなる中、子育て支援を課題として取り組む方針。地域と子どもがつながる祭りやイベントはとても大事。一体となれるような催しにしていきたい」と話した。

  

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