川路祇園祭り~各区で屋台練り歩きにぎわう

文化・芸能

[ 2012年 7月 17日 火曜日 15時18分 ]

 川路祇園祭りは14日、飯田市川路の2区から8区で繰り広げられた。各区で囃子屋台などが練り歩き、地区内がお祭りムードに包まれた。

 川路祇園祭りは江戸時代中期の天竜川氾濫から始まったとされる伝統行事。天竜川右岸で水難に悩まされ続けてきた住民の治水への祈願として行ってきたが、250年近く経つ現在は無病息災などを含むすべての厄除けとされている。

 祭りの本元となる川路4区「旭」は、津島神社での神事の後、区内の練り歩きに出発。区内一軒一軒の玄関先で所望に応じて「鳶娘(とびむすめ)」や「旭新五朗」、「鷺娘(さぎむすめ)」「宮神楽(みやかぐら)」「吉野」の練習を重ねてきた囃子5曲を披露。

 ことしは小学校高学年の子どもたちばかりでなく、小学校低学年や園児なども笛を持って行列に参加。大人の打ち鳴らす太鼓に合わせ、小さな子どもたちも上手に笛を奏でていた。

 区内巡行の後は、JAみなみ信州川路支所を会場に演芸大会。囃子の演奏や飯田女子短大のよさこいソーランに引き続き、伝統の歌舞伎「白浪五人男」を上演。「白浪」は盗賊のこと。逃亡する5人組の義賊が川に到着し名乗りを上げるシーンで、役者が名乗るたびに盛んに拍手が送られおひねりが宙を舞った。

 川路4区の吉川武夫区長は「例年よりも大勢の方が来てくれた。子どもたちだけでなく、お母さん方も熱心に協力してくれている。子どもや女性が加わることで祭りにも活気が出てくる」と話していた。

 このほかの区でも屋台や神輿、獅子舞が地区内を練り歩き、夜からは各区公民館で夏祭りや慰労会を兼ねた演芸大会などが繰り広げられ区民の絆を深めた。

  

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