飯田時又で灯ろう流し 川面の明かりに故人思い

文化・芸能

[ 2016年 8月 17日 水曜日 15時52分 ]

時又灯ろう流し

 飯田時又灯ろう流しが16日、飯田市時又の天竜川であり、精霊供養の灯ろうがゆっくりと流される中、川岸から打ち上がる約2000発の花火が夜空を彩った。

 飯田市や商工団体などでつくる実行委員会が主催し、ことしで39回目。昭和初期に新盆供養として始まり、幻想的な灯ろう流しと豪華な打ち上げ花火を組み合わせた風物詩として人気を集めている。

 主会場の時又港には夕方までに多くの人が集まり、鈴岡太鼓の勇壮な演奏で行事が幕開け。町内を巡行した新盆の灯ろうが時又港に到着するのを待って、約400基の環境配慮型灯ろうが天竜川に流された。

 辺りが暗くなり始めると花火の打ち上げが始まり、音楽に合わせた大スターマイン、天竜川に架かるナイアガラ、時又ならではの金魚花火などが注目を集めた。

 会場アナウンスは昨年に続いて供養の側面を強く打ち出し、「先祖や故人を思いながら川面に浮かぶ灯ろうを眺めて」と呼び掛けたほか、他界して15年になる灯ろう流しの関係者をしのんだ。

  

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