座光寺の麻績神社で春祭り開く

文化・芸能

[ 2014年 4月 8日 火曜日 9時38分 ]

 飯田市座光寺の麻績神社(金田成仁総代長)と地区一帯で5、6の両日、春祭りが盛大に行われ、見頃を迎えた舞台桜、石塚桜の花見を兼ねて訪れた多くの人を楽しませた。

 沿道に集まった人を荒々しい天狗とからす天狗が威嚇する後ろでは、隈取りをした小学生3人がふんする「獅子曳き」が、勢いよく舞う獅子を交代でなだめつつ、目的地の麻績神社を指し示すポーズをとった。

 その後方では囃子屋台の笛や太鼓の音を響かせ、朱色の衣装を着た若い女性2人が越後獅子の舞で魅了。おかめやひょっとこもコミカルな仕草で盛り上げた。

 多くの人が集まった神社境内のクライマックスでは、玄関や神棚に飾ると1年間無病息災で過ごせるという縁起物の「獅子花」が獅子の背に立てられ、観衆は機を見計らって一斉に獅子に突進し、天狗やひょっとこなどと激しい攻防戦を繰り広げた。

 同神社の春祭りは、江戸文政年間から200余年にわたり受け継がれ、20―30代でつくる若連中が中心となって運営している。

 代表の寺澤健吾さんは「準備段階から雪に降られ、当日もひょうが降って驚いたが、最後には晴れ、とても多くの人が見に来てくれた。『いい祭りだった』と皆に言われ、本当によかった」と安どの表情で話した。

  

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