心一つにつながる音楽祭に

文化・芸能

[ 2021年 2月 22日 月曜日 15時00分 ]

 プロオーケストラとともに市民が楽しみ、学ぶ音楽祭「オーケストラと友に音楽祭」の実行委員会は22日、飯田市高羽町の飯田文化会館で会見を開いた。今年の第13回音楽祭は、新型コロナウイルス感染症対策を講じて5月1~4日に開催。「音楽を通じて心を一つに、皆とつながる音楽祭を目指す」としている。

 2008年まで20年間、飯田で開かれた「アフィニス夏の音楽祭」の経験を生かしながら、市民が主体になって運営する音楽祭。

 名古屋フィルハーモニー交響楽団(名古屋市)をパートナーに、コンサートなど音楽を「楽しむ」プログラムと、プロから「学ぶ」音楽クリニック、身近なところでクラシック音楽に親しめる企画を行っている。昨年の音楽祭は、新型コロナ感染拡大防止のため中止とした。

 今年は国などが示す感染症対策のガイドラインに沿った環境づくりを行い、開催することを決定。各会場の座席数を定員の半分以下に制限し、飯田文化会館ホールのコンサートについては前後左右を空け、限定632席で全席指定とした。

 同市山本地区と泰阜村で開催する、名フィルによるコミュニティーコンサートは、各開催地域の住民を優先。

 子どもたちをはじめ、幅広い年齢層に鑑賞してもらうことを願い、「小学生のための音楽ひろば」から改名した「オケ友音楽ひろば」は感染症予防のため、楽器体験とロビーコンサートの実施を見送り、飯田交響楽団と名フィルによるホールコンサートのみ行う。

 各コンサートチケットは3月13日に発売。同館窓口と電話、同館チケットオンライン「いいチケ」でのウェブ販売に限定する。

 来場者やクリニック受講生、出演者、スタッフなどすべての参加者にはマスク着用や手指消毒、入場時の検温、三密回避など、感染防止への協力を求める。

 塩澤哲夫実行委員長は昨年11月、オケ友実行委を中心としたメンバーで実行委員会を組織し、同館で開催した名フィルによるアンサンブルコンサートを振り返り「この経験が、オケ友の原動力になった」と語った。

 「終息が見えないが、新しい生活様式の中で音楽が持つ魅力を伝えたい。コロナを言い訳にせず、今できることをできるだけやりたい」と話していた。

 音楽祭ポスターは、中止になった昨年のデザインを採用し、同市毛賀の角田久美さんが手掛けた作品を使用。作品はポスターのほか開催案内チラシなど広報宣伝に使用される。

 各種問い合わせは、同館内の実行委員会事務局(電話0265・23・3552)へ。

◎写真説明:今年の音楽祭ポスター

  

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