新野の雪祭りでフラッシュ撮影禁止

文化・芸能

[ 2016年 1月 13日 水曜日 9時40分 ]

 13日から15日朝にかけ伊豆神社、諏訪神社などを舞台に繰り広げられる阿南町新野の国重要無形民俗文化財「新野の雪祭り」(金田伸由宮司・金田昭徳保存会長)で、ことしは記録保存の撮影を行うためフラッシュ撮影を禁止する。12日には保存会員らが両神社付近に看板などを設置した。

 撮影は南信州阿南町新野雪祭等資産化事業実行委員会と南信州広域連合が取り組む第4次広域計画(基本構想・基本計画」の民俗芸能保存継承プロジェクトの一環で、文化庁の補助事業。2015、16年度は新野の雪祭りの記録保存を行っており、ことしの雪祭り当日も撮影を行うことから、実行委員会や神社で設置した光源以外を利用した撮影は禁止となる。

 同実行委員会は昨年4月から雪祭りや新野の民俗についての聞き取り調査、文献調査、映像記録を行っており「全国に誇る雪祭りを忠実に記録した上で、後世に引き継いでいけるものの作成を目指したい」として協力を呼び掛けている。

 看板は縦60センチ、横40センチの杉板にフラッシュや照明を使用した撮影の禁止を伝える内容を記し、伊豆神社境内の入り口など計4カ所に設置。諏訪神社はチラシを壁などに掲示した。金田昭徳保存会長は「祭事中も放送で呼び掛けるなどして理解を得たい」と話している。

 祭り自体に変更はなく、ことしも13日から15日朝にかけ伊豆神社、諏訪神社などを舞台に繰り広げる。メーンとなる「庭能」は伊豆神社で15日午前1時すぎごろから。「幸法(さいほう)」「茂登喜(もどき)」などの神々が舞い、物語仕立てで五穀豊穣を祈念する。

  

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