新野の雪祭り 大雪に豊年の願い込めて

文化・芸能

[ 2013年 1月 16日 水曜日 15時56分 ]

 阿南町新野の国重要無形民俗文化財、新野の雪祭り(金田伸由宮司、金田昭徳保存会長)が14日深夜から15日早朝にかけて、伊豆神社境内で繰り広げられた。降り積もった雪で真っ白になった同神社では、大きな松明が照らすなか、拝殿の前で「幸法(さいほう)」や「茂登喜(もどき)」といった仮面をつけた神々が夜通し舞い、豊年を祈念した。

 降り積もった雪で足元の悪い状況にも関わらず、祭事が行われる同神社境内には多くの見物客やアマチュアカメラマンなどが陣取った。本殿の儀式が終わる午前1時すぎになると、消防団の若者が丸太で幸法の館をたたき「ランジョウ、ランジョウ」と声を上げた。宮司が舟形に乗せた火で巨大松明に明かりつけるといよいよお庭での舞が始まった。

 幸法や茂登喜などが登場し、本殿前で舞ったり、おんべの火で供え物を焼いたりと地元住民に囃し立てられながらゆっくりと祭事が進行。引き続き、馬形をつけた2人が登場する「競馬(きょうまん)」や宮司による「お牛」、赤い3匹の鬼が登場する「天狗」など朝にかけてさまざまな神々が登場した。

 祭りには、囃子(はやし)や祭りの配役などに郷土芸能子ども教室で学ぶ小中学生も参加。大人に負けない笛の名手として夜通し演奏を続けた中学生など、それぞれの立場で祭りを盛り立てた。

 競馬の1人を演じた高校1年生(16)は5歳から12年連続して祭りの役を担ってきた。「ことしは雪祭りらしい雪に恵まれた。毎年祭りを見ているうち、だんだん上手になってくる」と話す。

 金田保存会長は「雪は豊年の予兆。ことしは大豊作で沈滞ムードの日本に新しい息吹を発信していきたい」と話していた。

  

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