時又で初午はだか祭り開く

文化・芸能

[ 2011年 3月 15日 火曜日 10時50分 ]

 飯田下伊那に春の到来を告げる信州飯田時又初午はだか祭りは13日、時又の長石寺―天竜舟下り時又港間で繰り広げられた。東北地方太平洋沖地震の影響により、園児みこしは中止されたが、小学生と大人のみこしは予定通り挙行。みこしには「震災お見舞」と掲げられ、会場内で義援金の募金も行われた。

 11日からの東北・関東沖を震源とした地震の影響と余震の心配から、予定されていた園児によるみこしは中止に。毎日練習を重ね、楽しみにしてきただけに残念に思う子どもも多く、保護者とともに参加する条件で、一部の園児はみこしに加わった。

 長石寺で祭りの安全を祈願すると、大人みこし9基、子どもみこし4基が時又の町を練り歩いた。旧天龍橋たもとのマルキチ前で叶水の儀と長老松の儀を行い、「オンスイ!オンスイ!」の掛け声とともに勢いよくきおった。

 天竜川に到着すると、川の水を頭から浴びて体を清め、御水の樽に水をくむと名物の天竜川でのみそぎへ。次々と天竜川にみこしが飛び込み、勇壮なきおいで見物客を魅了した。沿道や天竜川河原には大勢のカメラマンが待ち受け、勇ましい若者達にレンズを向けた。

 会場では祭りの実行委員が、募金箱を設けて訪れた見物客から義援金を募った。ことしは恒例のお守り「守り札」も収益の一部を義援金に充てる。

 伊原聰保存会長は「震災の影響で中止することも検討したが、様々な願いを込めて挙行することに決めた。災害が早く収まり、人々が一日も早く平穏な生活に戻れるよう願いたい」と話していた。

  

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