時又初午はだか祭り~ことしも震災復興祈願し~

文化・芸能

[ 2013年 3月 12日 火曜日 15時05分 ]

 信州飯田時又初午はだか祭りは10日、天竜舟下り時又港一帯で行われた。ことしも東日本大震災復興を祈願し、冷たい雨風の中で天竜川の水をかぶりながら激しくきおい。天龍橋たもとの長老松の柱に設置した、歴代天龍橋の写真を刻んだ銅板の除幕式も行われた。

 初午はだか祭りは、長石寺の初午まつりと小笠原長清の戦勝御礼参りに由来。一時中断されていたが1960(昭和35)年に現在の初午はだか祭りとして復活。飯田下伊那地域に春の到来を告げる行事として親しまれている。震災直後の2011年からは復興の願いを込め、みこしに「復興祈願」と掲げたほか、収益の一部を義援金に充てる「守札」の販売も行っている。

 長石寺で祭りの安全を祈願すると、大人みこし9基と保育園児、小学生の子どもみこしが時又の町を練り歩き、天龍橋たもとのマルキチ前で「叶水の儀」「長老松の儀」を行い、「オンスイ、オンスイ」の掛け声とともに勢いよくきおった。続いて天龍橋たもとのミニパークで、長老松の親柱に掲げた銅板の除幕式を執り行った。

 時又港に到着すると川の水を頭から浴びて体を清め、御水の樽に水をくむと天竜川でみそぎ。冷たい雨風が吹く中で次々とみこしが川に飛び込み、「オンスイ、オンスイ」と勢いよくきおい上げた。集まった地元住民や観光客は勇ましい若者たちの姿を見守り、声援を送ったりカメラのレンズを向けていた。

 次に長石寺へ移動し「洗馬の儀」「修めの儀」を行って祭りを締めくくった。

  

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