本番へ熱気高まる 萩山神社春祭りの稽古始め 高森町

文化・芸能

[ 2018年 3月 10日 土曜日 14時36分 ]

獅子曳きの所作を確認する児童

 24、25日に高森町下市田の萩山神社で行われる「春季例大祭」に向け、獅子曳きなどの稽古が9日夜、下市田区民会館で始まった。獅子、囃子、獅子曳きの3部門に分かれ、本番に向けて熱気を高めていく。

 獅子曳き役の小学生3人もそろい、獅子曳き部の指導員から獅子曳きの由来や心構えを教わった。大役となる「松王」「梅王」「桜丸」の配役が決定すると表情を引き締める3人。「さーい」の掛け声に合わせた踏み出し、立ち位置、たすきの握り方など、細かい所作のアドバイスには真剣な表情で耳を傾けていた。

 萩山郷土芸能保存会の役員らが稽古の様子を見守り、杉田洋一会長(67)は「代役はいないので体調には十分気を付け、元気な姿で本番を迎えてほしい」と激励した。

 保存会によると、今後は合同練習を重ね、また獅子花、わらじ作りなども順次に行って当日に備える。

 萩山神社の春祭りは毎年、南信地方のトップを切って行われる。小学生が先導する3人の獅子曳きの登場が見どころの1つ。伊那谷の獅子の源流とされる同町大島山の瑠璃寺に伝わる獅子舞は宇天王。一方、萩山神社の獅子舞は、獅子曳き3人によって演じる神楽系の獅子舞として知られる。

  

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