東北にいってらっしゃい

文化・芸能

[ 2021年 5月 11日 火曜日 15時41分 ]

 東京五輪関連文化事業で東北公演へ出発する「巨大人形モッコ」の壮行会が10日、高森町の高森中学校グラウンドで開かれた。小中学生約700人と一般住民ら計1000人ほどが集まり、町内で制作されたモッコの旅立ちを祝った。

 壮行会で壬生照玄町長は「地域の皆さんが東京五輪に参加する感覚を得られたのは素晴らしいこと。小中学生のメッセージもマントに縫いつけた。東北の悲しい出来事から10年、まだまだ苦しんでいる人がいる。コロナで大変な時期だが成功するよう応援してほしい」と話した。

 組織委員会の古宮正章副事務総長は「コロナで難しい状況だが東北の思いを東京、世界へ伝えたい。皆さんは五輪に参加したと思ってほしい。高森町の皆さんに改めて感謝したい」と述べた。

 続いて小中学生代表3人がメッセージ。高森南小6年の男子児童は「東北のみんなに笑顔になってほしい」、高森北小6年の男子児童は「たくさんの人の願いや思いが東北に届いたらうれしい」、高森中3年の生徒は「モッコは幸せを運ぶ。東北の復興、皆さんの幸せ、前に進むきっかけとなったら」と思いを込めた。

 制作・操演の総指揮を執る人形劇作家の沢則行さんは「東北の皆さんに喜んでもらえることを願って取り組んできた。皆の思いをのせて東京へ行く。高森では作業や食事、応援などたくさんの方に支えてもらった。とてもうれしかった」と感謝した。

 「希望」という人文字を作って上空のドローンで記念撮影。続いて、本番に近い状態の操演練習を披露した。演者の迫力のパフォーマンスや高さ10メートルのモッコが生き生きと動く姿に歓声が上がった。

 東北公演は15日の岩手県陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園を皮切りに、22日に宮城県岩沼市の相野釜公園、29日に福島県南相馬市の相馬野馬追祭場地で行う。

 7月17日の東京都新宿御苑での公演で東北からのメッセージを東京、世界へ伝える。新宿御苑公演への運送は、高森町下市田の丸伝運送が自費で請け負う。

◎写真説明:モッコの操演を披露

  

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