東野大獅子 虫干しと舞の公開練習

文化・芸能

[ 2015年 4月 21日 火曜日 9時35分 ]

 飯田市東野地区の住民らでつくる東野大獅子保存会(塩沢直人会長)は19日、同市宮の前の大宮諏訪神社で東野大獅子の虫干しと舞の公開練習を行った。子どもから大人まで多くの地域住民らが見守る中、笛や太鼓のお囃子に合わせて舞を披露。獅子を操る「宇天王」も登場するなど観衆を沸かせ、来年に迫った飯田お練りまつりに向け、地域全体の機運を高めた。

 保存会では毎年1回ほろの虫干しを実施しており、お練りまつりの前年の虫干しに合わせて公開練習を行うのが恒例となっている。この日は、会員約120人が参加し、獅子やお囃子などの各部門に分かれて練習を行った後、実際に屋台獅子を動かし、「大門口の舞」や「道中起しの舞」などを全体で練習した。

 特別出演した2010年10月の全国獅子舞フェスティバル以来となる獅子舞。その動きに会員らは納得いかない様子。特に重さ約30キロの獅子頭を激しく振った会員からは「体がついていかない」、「こんなに重かったっけ?」、「1年掛けてしっかりと体力をつけたい」といった声が聞かれた。

 練習を見つめた塩沢会長は「お練りまつりが近づき、会員の心も体もうずいてきているはず。多くの人に練習を見ていただくことができ、東野大獅子への関心や理解の高さをあらためて感じることができた。きょうを景気付けとし、来年に向けてしっかりと準備を進めていきたい」と話していた。

  

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