東野大獅子保存会が獅子頭お払い式

文化・芸能

[ 2017年 4月 3日 月曜日 15時59分 ]

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 東野大獅子保存会(平沢忠雄会長)は1日、新調した獅子頭のお払い式を大宮諏訪神社で開いた。3代目となる獅子頭の材質はキリで、顔幅、高さとも約70センチと、2代目より一回り大きくなった。同会役員をはじめとする参列者らは、鮮やかな朱色が輝く獅子頭を前に、伝統をしっかりと受け継ぐとともに、新たな歴史を刻んでいく決意を強めた。

 1980(昭和55)年に制作された2代目獅子頭は、6度の飯田お練りまつりを経てキズなど損傷が目立つように。同会では「大きく破損してしまう前に新調しよう」と、昨年7月、飯田市上郷黒田の面打・獅子頭工房代表の酒井孝さん(84)に制作を依頼。30年以上にわたり獅子頭の制作を続ける酒井さんは、「東野の大獅子を制作できたらと夢見ていた」と快諾し、約半年かけて手彫りで仕上げていった。「心を込めて、いい仕事ができた。自分の子どものような感覚。大切に使ってもらえたらうれしい」と笑顔を見せた。

 平沢会長(65)は「素晴らしい獅子頭を制作していただきありがたい」と感謝。「新しい獅子頭とともに、東野大獅子が飯田下伊那、長野県、全国へと広く知れ渡っていくよう、会員一同心を新たに励んでいきたい」と力を込めた。

  

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