松尾代田の下ノ宮諏訪神社で御柱祭

文化・芸能

[ 2016年 4月 9日 土曜日 8時22分 ]

 飯田市松尾代田の「下ノ宮諏訪神社式年御柱祭」が8日、同社を中心とする代田区一帯で行われた。区内の山林から掘り出したヒノキの御神木を、山出し・里曳きの神事に続いて、区内を巡行した後、区民の繁栄と健勝を願って同社境内へ植樹した。

 代田区の鎮守「下ノ宮諏訪神社」は、かつて代田、毛賀、城の3区の境にあり3区で祭ってきたが、明治時代に代田区によって祭るようになった。昭和38年(1963)に緑ケ丘中学校の新設に伴い代田山の裾野の眺望のよい鳩ケ嶺八幡宮所有地に移転した。

 実行委員長の宮澤直人区長(66)は「旧社に木がなかったので、神社に植樹するという珍しい御柱祭をするようになった」と説明。「前回は御神木を軽トラで運んだが、今回はゆっくり運ぶためリヤカーに乗せ区内を曳いて巡行するかたち(ならわし)を見ていただきたい」と語った。

 御神木は、昨年5月17日に松尾城址公園近くの原義博さんの山林で根回しを行ったヒノキの若木を6日に掘り出し、7日に化粧した。この日は実行委員会の役員ら約30人が午前9時、桜が満開の同公園に集まり、伊原義雄宮司の司式で神事を行った後、御神木をリヤカーに乗せて区内巡行に出発した。

 一行は、午前中に区の上段を回り、お昼に代田公民館へ。午後は下段を巡行した後、同社境内で神事を行い、御神木を植栽した。

 9、10の両日は同社の春季例大祭が行われ、先月26日の飯田お練りまつりに出演した「代田獅子囃子保存会」の約130人が獅子舞巡行を行う。小学3、4年生の女児17人による稚児踊りも登場する。

  

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