松尾寺所区春祭り 新たな獅子が初登場

文化・芸能

[ 2012年 4月 10日 火曜日 15時01分 ]

 飯田市松尾寺所区(佐々木隆彦区長)の春祭りが7日に開かれ、新調された頭や幌による獅子舞が初めて区内を回り、力強い所作を披露した。ことしは子どもたちによるお囃子も登場し、のどかな春の住宅街に篠笛の音色を響かせた。

 寺所獅子舞は1887(明治10)年から伝わり、地をはうような力強い所作を特徴とする。先月に2代目となる獅子頭のほか、新調した幌や屋台、平太鼓などの入魂式を開いた。春祭りは2年に1回、鳩ケ嶺八幡宮の春季例祭に合わせて行っているが、昨年は東日本大震災を受けて自粛しており、ことしが振り替え実施となった。

 水色の法被に身を包んだ区民たちは朝一番に同八幡宮で舞を奉納。続いて日中に区内を巡回し、全戸の半分にあたる約70戸の軒先などで舞を披露し、各戸の家内安全や招福などを願った。子どもたちの頭にかぶりつき、健やかな成長を期待した。

 ことしは同八幡宮の年番となる寺所区。佐々木区長は「新たな獅子のお披露目にふさわしく、春の晴天に恵まれた。お祭りは皆が心を合わせる機会。区民のまとまりがさらに強まればうれしい」と笑顔で話していた。

  

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