根羽村の六柱神社で飯伊のトップを切って御柱祭開く

文化・芸能

[ 2010年 3月 17日 水曜日 8時58分 ]

 根羽村黒地の六柱神社(若宮社・諏訪明神)で14日、御柱祭が行われた。黒地と向黒地の両区36戸の氏子約80人が参加して、飯田下伊那の諏訪系神社30数社のトップを切って、建御柱までを1日で終了した。

 朝8時に黒地公民館上の社殿脇に立つ前回と前々回の旧御柱の前で、金田博文神官(愛知県設楽町)を招いて神事。前々回の柱を取り除いて穴を掘る人と、新しい柱用の献木を伐採して運ぶ人に分かれて作業をした。

 伐採の作業では、献木をした石原祥行さん所有の浅間地籍へ行き、斧(おの)入れ式を行った。続いて、樹齢51年、直径30センチのスギの木を伐採して9メートルの長さに切断。その木を浅間から約3キロを中型ダンプに積んで山出しし、神社前の旧道とバイパス交差点まで運んで降ろし、旧道の約200メートルを全員が長いロープを握って里曳(ひ)きした。

 神社へ上る35段の石段横の土手の急斜面を重機や滑車、ワイヤーなど用いて“木落とし”ならぬ“木揚げ”をして、前回の柱の横に4時間余りかけ並立し、無事「建御柱」の神事を終えた。

 その後、投げもちや祝賀の宴を開き、集まった氏子は無事に建て終えた感慨を新たに、無病息災や地区の安泰繁栄を祈願した。

  

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