氏子町集まり安寧祈る

文化・芸能

[ 2020年 8月 24日 月曜日 15時01分 ]

 外縣大宮諏訪神社(飯田市宮の前)で22、23日、秋季祭典が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で奉納煙火ときおいは中止になったが、祭りへの熱意を来年に引き継ごうと、22日の宵祭りでは氏子町の代表者が拝殿に集まった。異例の試みで、感染予防対策を徹底。玉ぐしを捧げるなどして日々の平穏と安寧を祈った。

 飯田市街地で行われる秋祭りの先駆けとして知られる。この日は厳かな雰囲気の中、拝殿で神事が営まれ、浦安の舞を規模を縮小して奉納した。

 みこしの奉納がなくなったのを受け、今年は異例の対応として、神事後に氏子全町の代表者が拝殿に参列した。

 三密を避ける狙いで24の氏子青年・青壮年を3つのグループに分け、午後5時から時間帯をずらして神事を行った。本来だと、きおいの開始に向けて気持ちを高める時間帯。それぞれの法被に袖を通した代表者は神事に臨み、最後は万歳三唱して来年に向けて思いを一つにした。

 責任総代の松澤卓治さん(73)は「異例ずくめの年で、従来通りの形で祭りを行うのがよいのかどうかを考えるきっかけにもなった」と話し、年番長の鳴海寿勇さん(67)は「コロナが終息し、伝統ある祭りが来年は盛大に開催できるように」と願った。

◎写真説明:拝殿で神事に臨む氏子町の代表者

  

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