水しぶき上げ春告げる 飯田市時又で「初午はだか祭り」

文化・芸能

[ 2017年 3月 13日 月曜日 15時08分 ]

みこしを担いで天竜川に入る男性たち(時又で)

 南信州地域に春の訪れを告げる時又初午はだか祭りが12日、飯田市時又であり、長石寺と時又港周辺が多くの見物客でにぎわった。馬やだるまをかたどったみこしを担いだ男女は、厄除けや豊作、地域の安全などを願い、天竜川の水を浴びながら豪快にきおった。

 

 長石寺の初午まつりと小笠原長清の戦勝御礼参りに由来し、一時中断されていたが、1960(昭和35)年に現在の「初午はだか祭り」として復活。さらしを巻いた男性たちの勇ましい姿が呼び物となっている。

 

 「ワッショイ」と同じ調子の掛け声「オンスイ」は、清めの水「御水」を意味する。

 

 長石寺で祭りの安全を祈願すると、女性みこしを含む大人みこし7基と小学生、保育園児のみこしが、「オンスイ」の掛け声とともに勢いよくきおった。

 

 大人みこしが時又港に着くと、竜丘を中心とした本厄の男性19人は、川の水を頭から浴びて体を清めた。

 

 祭りのクライマックスでは、7基のみこしが次々と天竜川に入ってしぶきを上げ、「オンスイ」の掛け声も一際大きくなった。

 

 飯田風越高校と阿智高校で指導するALT(外国語指導助手)、オリン・ヒースさん(31)=米国出身=は、時又に住む英語教諭の勧めで初めて参加し「エキサイティングだった。水はとても冷たかったが、一緒に担いだ男性たちから良いパワーをもらえた」と喜んでいた。

  

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