火の粉を浴びて桶振り 七久里神社「裸祭り」 飯田市山本

文化・芸能

[ 2018年 10月 1日 月曜日 15時02分 ]

勇壮に桶を降る若者たち

 飯田市山本の七久里神社(近藤政彰宮司)で9月29日、「裸祭り」の異名を持つ秋季祭典宵祭りが行われた。台風の影響であいにくの天候だったものの、腰にしめ縄を巻いた青年たちが、桶(おけ)を頭上に掲げ上げながら神社に練り込み、仕掛け花火や大三国など花火の火の粉を全身に浴びながら勇ましくきおった。

 7つの平(集落)の氏子と桶振りの若者たちは、花火の打ち上げに合わせて練り込みを始め、冷たい雨にも負けず勇壮な桶振りを披露。参拝とおはらいを済ませると各平ごと「神前」の火の粉を浴びながら桶を高々と掲げた。

 氏子たちは拝殿に到着するまでの間、大きな日章旗や旭日旗を豪快に振り、かつては花火の道具として運んだ玉箱や模擬筒をかついで左右に動き回り、かつては「けんか祭り」とも呼ばれた勢いある練り込みを見せた。

 7つの平の氏子が全て境内に入ると、大規模な仕掛け花火下で7人全員が桶を振る「連合大仕掛」を点火。引き続いて大きな大三国を囲んで「連合大三国」が勢いよく火の粉を散らし、若者たちが桶を掲げて声を上げた。

 元村両治山本区長は「雨降りでも前向きにやろうと決行した。大変な思いをしたが、やって良かった」と話していた。

  

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