理容師会が采女様祭 髪供養兼ね 統合後初行事、結束誓う

文化・芸能

[ 2018年 4月 4日 水曜日 15時14分 ]

采女様の祭典で商売繁盛や健康を祈願(飯田市今宮町で)

 飯田下伊那理容師会(北林茂会長)は3日、理容業の始祖とされる藤原采女命亮(うねめのすけ)を祭る今宮郊戸八幡宮=飯田市今宮町=境内の采女碑前で商売繁盛や健康などを願う祭典を執り行った。飯伊理容組合と飯田理容師会が統合し、1日に新団体として発足したばかり。会員らは結束を誓い合った。

 采女命亮は鎌倉時代中期に活躍した武士という。預かりの宝剣を無くした責任から浪人となった父、藤原晴基と下関に下り、髪結い業を営みながら剣を探し続けたと伝えられる。没後も子孫が髪結いを続けたことから、理容師の開祖と呼ばれている。

 飯田下伊那地域では、飯田理容師会と飯伊理容組合の前身となる下伊那理髪会が、1925(大正14)年4月17日に同社境内に采女様を祭る石碑を建立。2団体に分かれてからは、それぞれが髪供養を兼ねた神事を行っていたが、近年は合同で開催していた。

 ことしの祭事には約50人が出席。遠山景一宮司が神事を執り行い、参加者らは玉串を捧げて千客万来や技術の向上、無病息災などを祈願。髪を供養してから、直会を開いた。

 2014年に合併協議会を立ち上げて支部統合を検討。1960年の分離独立から58年ぶりに統合し、1日に発足した。

 北林会長は「発足直後だが、多数が参加し、結束を誓うことができた」と話していた。

  

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