県内日展日本画作家展、29日まで飯田創造館

文化・芸能

[ 2014年 6月 23日 月曜日 10時35分 ]

 国内最大規模の公募展、日展に日本画を出品する県内在住作家16人による「長野県在住日展日本画作家飯田展」(同展実行委員会主催)が29日まで、飯田市小伝馬町の県飯田創造館で開かれている。日展や日展日本画部春季展(日春展)への出品作などを並べ、来場者を楽しませている。

 県内在住の日展作家による展覧会は、15年前に小諸市で始まった。飯田展はことしで6回目。地域住民に美術作品の鑑賞の場を提供し、作家どうしの親ぼくを図るとともに芸術文化への貢献を願って開催している。

 今回は、日展または日春展出品作約30点を展示している。モチーフは風景や人物、動物、植物、静物などさまざま。制作意図や作家の思いを記したキャプション、本画のもととなる小下図を添えたものもある。各作家による色紙や小品を並べたコーナーも設けた。

 夕映えの光景を情感たっぷりに描きとったものや、たくさんの野菜が実っている夏の菜園を色鮮やかに描写した作品。女性のさまざまな表情をモノクロームの画面いっぱいに描き込んだものなど。画面の上にレースを貼って色を重ねたり、カラフルな色点でモチーフを構成したりと、多彩な表現に取り組んでいる。

 同展実行委員長で日展参与を務める林和緒さんは「中央に出品している大作。伝統的な技法や新しい表現を使った作品があるので、見て勉強になるのでは。どう色を表現しているのか、どういう技法を使っているのかといった技術的な面も見てもらえたら」と話していた。

 午前9時から午後5時(最終日は同4時)まで。水曜休館。入場無料。

  

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