矢高諏訪神社で春季祭典 獅子舞と太鼓を奉納

文化・芸能

[ 2015年 4月 13日 月曜日 0時20分 ]

 矢高諏訪神社(飯田市鼎下山)の春季祭典が11、12の両日に開かれ、上山と下山、上茶屋、中平区の保存会が獅子舞を、下茶屋区が太鼓を奉納して五穀豊穣や家内安全、商売繁盛を願った。

 同社の氏子は上山、下山、上茶屋、下茶屋、東鼎、西鼎、中平の7地区。うち4地区の獅子舞保存会が2日間にわたって獅子を繰り出し、地区内を練り歩いた。

 南信州の獅子舞を象徴する巨大な屋台獅子は、所望した家庭を訪ねて出産や入学を祝い、家内安全、商売繁盛などを祈願する祝舞を重ねた。

 宇天王が導いたり、キツネが舞ったり、激しく玄関に舞い込んだりと、バラエティー豊かな舞で住民たちを魅了。好天となったため、軽やかな祭り囃子の音を聞いた住民らが各所に集まって輪をつくり、勇ましい舞を楽しむ場面も見られた。

 12日の夕には、各地区の獅子が順に同社の境内を目指した。神前に奉納したり、本殿に続く石段を駆け上ったりして、聴衆やカメラマンたちを沸かせた。

 年番を務めた上茶屋の保存会は、高森町大島山の瑠璃寺の獅子舞を起源に、1994年の発足から伝承している黒獅子で練り歩いた。大人たちに混ざって練習を重ねた子どもたちが小型の頭を舞わせ、人気を集めていた。

  

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