第12回現代の創造展が開幕へ

文化・芸能

[ 2012年 2月 21日 火曜日 9時41分 ]

 飯田下伊那の作家が一堂に会する「第12回現代の創造展」(同実行委員会・飯田市美術博物館主催、下伊那郡町村会・南信州新聞社など後援)が21日、飯田市追手町の市美術博物館で開幕する。日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道の6部門と学芸員企画の多彩な作品を、3月11日まで並べている。

 美術を「創造活動」という意味から多角的、総合的に捉え、所属団体や実績、年齢に関係なく1人1点ずつ展示。出品作家は飯伊在住または出身者の中から、美術家と美術博物館でつくる実行委員会の推薦によって決定される。最近作の紹介と新鋭作家の育成も目的としている。

 19日には同館前でオープニングセレモニーを開催。出品者や来賓ら約70人が出席した。菅沼立男実行委員長は「昨年9月で菱田春草が亡くなり100年が経った。この間、春草をしのぐ美術家は生まれていない。傑出した人が出ることへの期待を込めて創造展を行ってきた」と、同展の歩みを振り返った。

 来賓の佐藤健副市長は昨年起こった東日本大震災について触れ「芸術はこういった時代に力を与えてくれる。訪れる人に力や楽しみを与えてくれる展覧会になると期待している」と祝辞を述べた。

 展示室と講堂、市民ギャラリー、ロビーを使用した会場には、計145点のさまざまな作品を展示。ロビーで行われている学芸員企画では、同市上郷黒田の石原獨往さんによる書作品「瞬間の表出~一回性はすべてを受け入れることの別名~」を並べている。

 午前9時半から午後5時(入場は同4時半)まで。月曜休館。問い合わせは同館(電話0265・22・8118)へ。

  

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