ことしで30回の節目を迎えた飯田市民まつり「飯田まつり」(りんご並木の街飯田まつり協議会主催)は6日、市街地「丘の上」で開かれ、昼間の「ふれあいアップルタウン」、夜の「飯田りんごん」と多くの人出でにぎわった。りんごんでは時折雷雨に見舞われたものの、136連の約9500人が通りを練り歩き、丘の上を熱気で包み込んだ。
昼間は知久町、銀座、中央通り、伝馬町の商店街を歩行者天国にした「ふれあいアップルタウン」が開かれ、射的ゲームや金魚すくいなど各商店街が趣向を凝らした昔ながらの夏祭りの雰囲気に加え、ダンスパフォーマンス、YOSAKOIダンスなどのイベントが会場を一層盛り上げた。
夜のりんごんでは、牧野光朗飯田市長が飯田市を含む日本の頑張りに期待を寄せる開始合図とともに幕開け。ことしは30回を記念して伴奏の一部をリニューアルした「りんごん りんごん ほいおいな」の曲にあわせて一斉に踊りをスタートさせた。
法被を着た可愛らしい子ども連から迫力のある大人までが通りを埋め尽くし、雷や降りしきる雨にも負けず、威勢のいい掛け声を沿道に響きわたらせた。