美博で子ども美術学校作品展開催中

文化・芸能

[ 2018年 1月 26日 金曜日 15時20分 ]

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 飯田市美術博物館が主催する「子ども美術学校」の作品展が2月12日まで、追手町の同館内市民ギャラリーで開かれている。飯田下伊那地域を中心とした小学生76人が、思い思いに取り組んだ平面・立体作品を展示している。

 芸術作品に触れたり友だちの作品を鑑賞しながら、自由な造形活動に取り組んでもらおうと、小学3~6年生を対象に毎年開校。5~12月まで月1回、計8回実施し、3クラスに分かれて6テーマで制作している。

 友だちの顔を写実的に描いたり、やきものでこま犬を作ったり。紙版画の作品は、画用紙にレースや梱包材などを貼り付けた物を版にして、さまざまな色のインクを使って制作した。穴の中で冬支度をするウサギの家族や、じゃれ合う子犬など、物語の一場面のようなかわいらしい世界を描いている。

 ダンボールを好きな形に切り、手芸用品や梱包材などを貼り付けてキャンバスを作る「発明おもしろキャンバス」では、綿を使って雲に覆われた山を表したもの、海や宇宙を表現したものなど、自由に発想を広げて半立体の作品に取り組んだ。

 活動では、日本の伝統的な表現を体験しようと墨絵やミニ屏風作りも実施。墨絵では抽象的な表現にも挑戦し、画仙紙の上に墨汁を垂らしたり、筆を走らせてかすれや異なる濃淡の線を引き、できあがったイメージから題名を付けた。

 美術学校を指導する同館美術専門研究員の手塚俊尚さんは「かすれやにじみなど、墨独特の表現を体験してもらおうと取り組んだ。濃淡や筆の動かし方で印象が変わり、墨だけでいろんな表現ができることに気付いたのでは」と話している。

 午前9時半から午後5時(最終日は同4時)まで、入場無料。月曜休館。

  

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