美博で春草コレクション~植物を題材にした作品を~

文化・芸能

[ 2014年 4月 1日 火曜日 15時46分 ]

 飯田市追手町の市美術博物館は6日まで、市内出身の日本画家・菱田春草のコレクション展示「春草の時代―花木―」を行っている。植物を題材にした作品を取り上げ、春草や周辺画家の描いた日本画、資料など約20点を並べている。

 2014年度、6回に渡って実施してきた春草のシリーズ展示の最終回。花を描いた「花卉(かき)図」をテーマに、春草と長男の春夫、姪のきく、日本美術院の西郷孤月らの日本画を展示している。

 東京美術学校時代に春草が制作した「松に岩」(1893)は、狩野派の筆法による重厚な作品。「秋草の図」(1903頃)は、兄の為吉が作った杉戸に描いたもので、金銀泥を使用し、やまと絵調で描写している。

 他、朦朧体で丘に立つサクラの若木を描いた「春暁」(1902)、江戸琳派の影響が見られる瑞々しい「花あやめ」(1905)など、落ち着いた風情の作品を並べている。

 孤月の作品は、朦朧体で情趣ある春の情景を描いた「春景山水」(1900~01頃)など2点。春夫が画家を目指していた頃に制作した「花菖蒲」(1923~25頃)、強い色彩で描かれたきくの「木蓮」を展示している。

 隣接する「飯田の美術」のコーナーでも、佐竹蓬平や鈴木芙蓉ら飯田ゆかりの画家、竹内栖鳳、木島桜谷など京都の画家による花卉図を展示。春草関連の資料紹介のコーナーでは、1910年の文展への「黒き猫」出品前後の状況などを伝える書簡類を並べている。

 開館は午前9時半から午後5時(入館は同4時半)まで。観覧料は一般310円、高校生200円、小中学生100円。20人以上は団体料金。問い合わせは同館(電話0265・22・8118)へ。

  

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