美博で服部さんのイラン展開催中

文化・芸能

[ 2017年 9月 6日 水曜日 15時47分 ]

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 イランを旅して撮りためた写真を通して、人々の暮らしぶりや文化を知ってもらおう―という作品展が10日まで、飯田市追手町の市美術博物館市民ギャラリーで開かれている。

 旅人は同市鼎下山のカメラマン、服部寛典さん(43)。国際結婚した姉の誘いを契機に10年前初めて渡り、以後は結婚式に招待されるなど、現地の人々と交流しながら計5回訪れた。初渡航は物々しい雰囲気を覚悟していたが、実際は訪れた地域のほとんどで戦争の雰囲気は感じられず、治安も良かったという。人々はおおらかで家族を大切にする姿が印象的だった。

 首都テヘランと北西部のマラーゲ、西部のエスファハン、シーラーズの写真を紹介している。イマーム広場は、精密なアラベスク模様のタイルが施された建築物が美しい。山村部では土壁の民家が並ぶが、中には水道やガス、電気も通り、テレビなどもあるという。

 騎馬隊の隊員らや隊長の写真では、撮影を依頼すると行軍を止めて応じてくれたという、現地人の人柄を思わせるエピソードも。結婚式の様子やメッカを訪れた人への祝福、歓迎の風習など、イランで暮らす人々の息遣いが聞こえてくるようだ。

 テロの頻発やISの台頭など、中東諸国やイスラム教へのイメージを悪化させる出来事が多い中、実際を見てほしい―と初めて開いた。服部さんは「イメージを変える何かのきっかけになってくれれば」と話していた。会場では初日から、来場者が興味深そうに作品を見つめる姿が目立った。

 入場無料。開館は午前9時半から午後5時(最終日は同4時)まで。問い合わせは同館(電話0265・22・8118)へ。

  

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