美博で長野県美術展覧会が開幕

文化・芸能

[ 2013年 9月 17日 火曜日 9時58分 ]

 県民芸術祭2013参加「第65回長野県美術展覧会(県展)」(県美術展運営委員会主催)は29日まで、飯田市追手町の市美術博物館で開かれている。飯田では4年ぶりの開催。会員・一般から寄せられた日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門の入賞・入選作の他、無審査、審査員、遺作などの作品計641点を展示している。

 県内居住者・出身者から美術作品を公募、展示することで美術振興に寄与することを目的として開催。ことしの総入選点数は591点で、このうち入賞は35点。飯田下伊那関係では83点を展示しており、後藤良郎さんと松井利明さんが知事賞を受賞するなど、入賞は合わせて7点だった。

 初日の15日には、会場で開幕式を、飯田市錦町のシルクホテルで授賞式と祝賀会を行った。開幕式では関係者によるテープカットが行われ、多彩な作品が展示された会場内を見て回った。

 後藤さんは代々祭ってきた氏神を主題とした日本画「氏神様」を出品。木々に囲まれた祠に雪が舞い、月が浮かぶ、静かな春先の情景を描き「寒々とした風景から人間の温かみが感じられるテーマ、色彩、人間味あふれる作品」と評価され、知事賞に選ばれた。

 「高校時代から出品を続けてきた。今回の受賞は先生がたの指導のおかげ。今後も出品を続けていきたい」と語った。

 松井さんは、土が露出した中川村の小道を描いた洋画「夏の小道」で知事賞に。「身近にある自然をしっかり見つめて描き、作者の心情が表現され、地面、草、花の調和が美しい」と評された。

 「何気ない身近な風景をモチーフに描いてきた。自分の作品はインパクトがないので、賞をとれるとは思っていなかった。こんなものでも絵になるのかというふうに思ってもらえたらうれしい」と話していた。

 開場は午前9時半から午後5時(最終日は同3時)まで。17、24日は休館。一般500円、高校生・大学生300円で、20人以上は団体割引きあり。中学生以下と70歳以上、障害者と付き添い1人は無料。

 23日には次世代育成事業として、日本画家で同館館長の滝沢具幸さんによる講演「芸術活動へのあこがれ」を、飯田消費生活センター大会議室で開く。自身の制作活動を中心に、絵を描くことや芸術に対する思いなどについて語る。午後1時から2時半まで、聴講無料。

  

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