美術博物館がリニューアルオープン

文化・芸能

[ 2019年 7月 20日 土曜日 14時37分 ]

 開館30周年を迎えた飯田市美術博物館は20日、リニューアルオープンした。追手町の同館で開いた記念式典には、関係者ら約100人が出席。新しくなった自然・文化展示室やロビーなどの展示を見学した。

 式典では、はじめに追手町小学校の児童20人がお祝いの合唱を披露。

 続いてあいさつに立った牧野市長は、1989(平成元)年の開館を振り返り「リニア・三遠南信時代を迎える中で、地域文化の発信拠点としての役割がますます大きくなってくる。郷土の偉人顕彰や研究拠点としての活動を進め、ますます発展できるよう見守っていただけたら」と呼び掛けた。

 滝沢具幸館長はリニューアル内容について「音楽や映像的要素を取り入れ、これまでにない展示方法がとられている。将来を担う子どもたちに楽しんでもらい、大人の皆さんにも改めて学んでいただけたら」と語った。

 テープカットに続いて、学芸員の案内で展示室を見学した。

 リニューアルした自然・文化展示室では、従来よりも分かりやすく体感的に展示内容を理解できるよう、デジタル技術を活用。スクリーンやモニターを設置し、伊那谷の自然や民俗芸能などを映像で鑑賞することができる。

 また、各展示のキャプションに添えられているQRコードをタブレット端末やスマートフォンで読み取ると、さらに詳しい情報を見られるようになった。

 自然・文化展示室前ロビーにある、天竜川流域を示した地形模型では、天竜ライン下りや史跡、南アルプスの自然などの映像を読み取ることができ、来場者が会場に用意されたタブレットで鑑賞する姿もあった。

 この日は開館30周年、リニューアルオープン記念として、県立歴史館の笹本正治館長による講演会「地域文化の創造・継承と博物館」が行われた。

 今後も飯田・宇宙教育天文講演会(21日)や美博まつり(28日)、哲学者で元立教大学大学院教授の内山節さんによる講演会(9月23日)といった記念イベントを開催する。

 今月28日(小中学生は9月1日)まで観覧無料。21日と8月の毎週日曜日には展示解説会を実施する。問い合わせは同館(電話0265・22・8118)へ。

◎写真説明:追手町小児童がお祝いの合唱

  

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