羽場の獅子舞が演舞、所望金の一部を復興支援に

文化・芸能

[ 2011年 4月 19日 火曜日 15時52分 ]

 飯田市羽場地区の元山白山神社(権現堂)でこのほど春の祈年祭が開かれ、地元住民らでつくる羽場獅子舞保存会が町内を練り歩いた。所望金の一部を東日本大震災の被災地への義援金とし、20万円を南信州新聞社の義援金に寄付した。

 9、10日の2日間にわたって開いた例祭で、ことしも名物の屋台獅子が登場。28人の子どもを含む総勢75人が自慢の獅子を繰り出し、祭囃子にあわせて優雅な舞を披露した。

 初日は激しい雨が降る場面もあったが、「こんな時期だからこそ、地域を元気にしたい」(吉澤幸男保存会長)と、子どもから大人までがひとつになり、神楽系の美しい舞を披露し続けた。

 所望で集まった額の一部を被災地支援に役立ててほしいと、20万円を本社の義援金に寄付した。

 吉澤保存会長は「苦しんでおられる被災地のみなさんの少しでもお役にたてればうれしい。自粛ムードがひろがっているが、こんな時だからこそ、地域を挙げて元気を出していきたい」と話していた。

 羽場の獅子舞は、明治41年に同社の遷宮祭で初めて奉納された。神楽系の獅子舞で、天狗が優雅に獅子を導くのが特徴。近年は子どもの保存活動も盛んで、小さな獅子頭を舞う姿が人気となっている。

  

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