被災地に元気を発信、池坊の県展12年ぶりに飯田で

文化・芸能

[ 2011年 3月 26日 土曜日 14時09分 ]

 飯田市での開催は12年ぶりとなる池坊長野県連合支部(小松久美子支部長)の花展が25日、同市吾妻町の市公民館で始まった。県内6支部による大作、中作、小品、伝統文化こども教室の作品など約300点を会場いっぱいに展示している。28日まで。

 各展示会場には、春をイメージしたラベンダー色の展示ブースを設け、来年550年の節目を迎える池坊いけばなの魅力を伝える作品をセンスよく展示。レリーフやタペストリーなど、現代生活にマッチする作品もバランスよく配置している。

 1階ロビーに展示した飯田支部の大作は、ボタンザクラとヒメコマツ、数色の竹、カキツバタなどをあしらった立花。金びょうぶをバックにした荘厳な雰囲気の作品に仕上がった。

 東信、長野、松本、諏訪、伊那の各支部が泊り掛けで展示した作品も県展とあってレベルが高く、飽きさせない。子ども作品も「同じ器でも、それぞれの個性が出ていていい」(市内の准教授)。

 小松支部長は「東日本大震災があったので迷ったが、被災地にいる池坊の先生たちのためにも地方から元気を送ろうと開催しました。そんな気持ちで見てもらえたら」と話している。

 26日と28日は午前10時から午後5時、27日は午前10時から午後6時まで。入場料は500円。

  

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