評価される飯田水引 県飯田合庁で記念展示

文化・芸能

[ 2014年 12月 27日 土曜日 12時01分 ]

 全国シェア70%を占める飯田下伊那の地場産品である飯田水引が先月に「信州ブランドアワード2014」の知事賞を受賞したことと、同月末に県の伝統的工芸品に新規指定されたことを記念した展示が24日から年明け9日まで、飯田市追手町の飯田合同庁舎1階正面玄関ホールで開かれている。

 下伊那地方事務所商工観光課が、飯田水引協同組合の協力により開催。知事賞受賞の紹介パネルと指定内容の紹介パネル、正月飾りや結納品、金封、高級飾りなどを展示している。飯田水引を紹介するDVDの上映も行っている。

 飯田水引は、元禄時代(1700年頃)に飯田地方で盛んとなった元結製造の原紙を用いて、生水引がつくられたのが始まりと言われ、明治以降、元結の需要が減少する中、その技術を生かした紅白水引などの生産が拡大した。昭和20~30年代には、金封、結納品飾りや鶴亀、松竹梅などの立体的製品がつくられるようになり、水引の結び・細工・組立の多様化と高度化が進んだ。

 知事賞を受賞した信州ブランドアワード2014では、地域の伝統産業として商標登録(1995年)をし、さらなるブランド力の向上を目指す「志向性」をはじめ「表現性」「情報伝達性」「地域性」「継続・発展性」が評価された。

 県の伝統的工芸品に新規指定された飯田水引の伝統的な技術・技法は、結び・細工・組立・仕上げを手作業で行うことが特徴。水引に使用する紙は和紙か水引原紙、元結に使用する紙はコウゾかミツマタを原料とした和紙とすることも評価された。

  

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