伊豆木八幡宮の秋季大祭、身厚のサバで姿ずしを

文化・芸能

[ 2013年 10月 9日 水曜日 16時34分 ]

 飯田市伊豆木の伊豆木八幡宮で7日、「鯖(さば)ずし祭り」の異名をとる秋季大祭宵祭りが行われ、鯖の姿ずしと神前花火、大三国を奉納した。各家庭でもサバのちらしずしを食べ、無病息災と豊作などを願った。

 12代270年にわたって伊豆木を治めた小笠原氏が、領内の安泰や戦の勝利を祈願して奉納したのが始まりとされ、郷土料理や行事食として地域に根付いた鯖ずしは、2000年に県の無形民俗文化財に指定された。

 氏子総代は地区内の役員らを来賓に迎え、午後6時から神事を挙行。脂が乗った身厚な秋サバに酢飯を詰めた鯖の姿ずしをお神酒、餅などの供え物とともに奉納し、切り分けて直会(なおらい)で味わった。

 氏子青年長(29)は「姿ずしを食べるのは初めて。家では酢漬けにしたサバを切って酢飯に混ぜ、寝かせてから食べる。2、3日分作るが、保存食なので3、4日食べる家もある」と話していた。

 8日の本祭りでは結婚や子どもの誕生を報告する初参りが行われ、地元小学生による「浦安の舞」の奉納もあった。参拝する子ども連れや新婚は7日夜も多かった。

  

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