銀座に「大名行列」 飯田お練りまつりをPR

文化・芸能

[ 2015年 10月 27日 火曜日 13時31分 ]

 飯田市本町3丁目大名行列保存会(伊坪弘年会長)は25日、「銀座NAGANO」(東京)で開催された同所の「一周年記念大感謝祭」で演舞を行い、来年3月に開催される飯田お練りまつりをPRした。多くの観客が見つめる中、奴姿の役者30人余りが「化粧傘」や「先箱」「黒車熊」などの道具を持ち練り歩いた他、「所望」の所作を披露。「エーハリーワサートーナー」との力強い掛け声とともに繰り出す洗練された動きで、観客を魅了した。

 1919(大正8)年の東京奠都(てんと)50周年行事以来約100年ぶりに東京で披露された大名行列。この日は3回公演を行い、各回とも来店者や通行人など多くの人が足を止め、興味深そうに見つめていた。

 力強い掛け声が響くと周囲はピリッとした雰囲気に。また、毛やりを回したり投げ渡したり、ぞうりを高く投げ上げ受け止めたりといった所作では、観客からも掛け声が上がるなど盛り上がり、見事に成功すると大きな拍手が送られた。また、演舞終了後には道具を触ったり、役者と一緒に写真を撮ったりする観客の姿も見られた。

 都内に住む40代の女性は「すごい熱気に圧倒された」と興奮の表情。また、嫁の実家が飯田市という埼玉県在住の女性(60)は「初めてみたが感動した。まさに後世に残していくべき伝統芸能。お練りまつりにもぜひ足を運んでみたい」と話していた。

 保存会の伊坪会長は「本来は総勢120人余りで江戸時代の参勤交代を再現するのが大名行列だが、人や会場に制限がある中、できる限りの演舞ができた。これを機に興味を持ってもらい、ぜひお練りまつりにも足を運んでいただければ」と期待を寄せた。

 この他、お練りまつりのPRとして、飯田商工会議所が前回のお練りまつりの様子を収めたDVDを放映。また、東野大獅子頭や宇天王面などの展示が行われ、親子連れらが写真を撮るなど関心を誘っていた。

  

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