阿南町で新野の霜月祭り開く

文化・芸能

[ 2013年 12月 15日 日曜日 11時33分 ]

 阿南町新野の霜月祭りが13日、新野地区の伊豆神社で行われた。煮えたぎった鉄釜を囲んで2種類の神楽舞を奉納する祭りで、集まった世話人や当番の氏子衆、見物に訪れた人々が伝統の祭りを見守った。14日には同地区の諏訪神社でも同様の祭りを行った。

 江戸時代から300年以上続く伝統行事。当初は祢宜らにより各家庭などで行われたが、諏訪神社で最初に神社での行事となり、続いて伊豆神社でも神社で行うようになったという。

 祝詞奏上などの神事に続いて行われた舞の奉納では、お宣命(せんみょう)という太鼓を打ち鳴らし歌を唱える儀式で神下ろしを行うと、ぐつぐつと音を立てる釜を囲んで「金山の舞」と「ゆたぶさの舞」の2種類を奉納した。

 このうち、金山の舞では、刀と鈴を手にした4人が釜の周りを回転したり飛び跳ねたりと激しく舞った。氏子の名前を書いた紙を釜の火に投じ、笹束を湯の中に入れ四方を清めると、笹束を手に4人がゆたぶさの舞を奉納した。

 うっすらと雪が積もる肌寒い天候だったが、訪れた人々は釜を囲んで繰り広げられる神楽舞を見守り、最後に釜の湯を飲んで健康を祈った。

  

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