阿智で国際色豊かに太鼓合宿開講、欧米や南アフリカから20人

文化・芸能

[ 2010年 6月 15日 火曜日 16時32分 ]

 主に海外在住者を対象にした和太鼓を学ぶ合宿「伊那谷和太鼓コース」が14日、阿智村の中央公民館で始まった。飯田市在住のプロ和太鼓奏者、アート・リーさんの指導を受けようと、欧米やアフリカなど世界9カ国から20人が参加。2週間にわたる練習の成果は、26日に飯田市公民館で開く和太鼓イベントで発表する。

 開講6年目となる今回は、米国とカナダ、ベルギー、英国、フランス、ドイツ、スペイン、南アフリカの海外組と、東京在住の米国出身者が受講。インターネットで開催を知った人が多く、リピーターの口コミや、アートさんの英国公演を見て参加を決めた人もいるという。

 受講者のレベルは、初心者から自国でグループを率いる人までさまざま。昼神温泉郷に寝泊まりしながら、午前10時から午後4時までみっちり練習に打ち込む。1週目は初心者コース、2週目は中級コースという設定となっている。

 このほか、県外の和太鼓店やプロ集団の視察、村内神社の祭りへの参加、地元観光、和太鼓グループとの交流などを予定している。

 初日は締め太鼓の調整を学んでから、バチの握り方、立ち方、打ち始めの演奏方法について、アートさんと日本人スタッフらの指導を受けた。

 ドイツから南アフリカに移住し、昨年から女性和太鼓グループ「魂」のリーダーとして活動しているウルスラ・コーネンさん(61)は「南アフリカにはまだきちんとした和太鼓グループがなく、私はドイツで2年半ほど指導を受けただけ。基礎から学び直し、南アに和太鼓を広めたい」と参加した。

 ウルスラさんは「母国とのギャップに慣れるのに精一杯で、まだよく分からないというのが正直なところ。練習に一生懸命ついていきたい。サッカーのワールドカップ? 今の私にとっては、太鼓の方がずっと重要」と笑顔で話していた。

 アートさんは17年前に米国で和太鼓を経験し、その後来日。「本場の和太鼓を余りにも知らなかった」と痛感した経験から、海外在住者向けの合宿を開いている。

 受講者も出演するアートさんの和太鼓イベント「幸い下伊那和太鼓フェスティバル」は26日午後6時半から。大江戸助六太鼓(東京)、和太鼓アンサンブルTOKARA、和太鼓絆御花泉も出演する。

 入場料は大人3000円、5歳―中学生2000円(全席自由)。問い合わせはTOKARA事務所(電話0265―59―8768)へ。

  

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