阿智村でバイオリンコンサート開く

文化・芸能

[ 2011年 5月 25日 水曜日 9時12分 ]

 バイオリンの魅力を満喫するコンサート「音の玉手箱」が22日、阿智村の中央公民館ホールで開かれた。バイオリンの伊藤実知子さんと、シンセサイザーの高橋明美さんが演奏を披露。聴衆を交えた「演奏体験」や「指揮者体験」を織り込むなど、楽しいコンサートを演出した。

 伊藤さんは3歳から鈴木メソードでバイオリンを習い、東京音楽大学器楽科・バイオリン専攻を卒業。ホテルアソシア名古屋ターミナルホテルで、イベントディナーショーのプロデュースなどを手掛けた。2007年からは阿智村浪合のトンキラ農園で、4回連続の「星月夜の里コンサート」をプロデュース。ユニークなイベントを企画する一方で演出や演奏活動も展開している。

 「音の玉手箱」はトンキラ農園を通して伊藤さんらと交流を深めていた阿智村の有志らによる実行委員会が主催。地元村民のほか、愛知県からの参加者も含め約70人がバイオリンの響きを楽しんだ。

 モーツァルトやショパンの名曲のほか、「崖の上のポニョ」「夜桜お七」「木曽節」といった、ジャンルにこだわらない十数曲を披露。演奏の合間にはステージの上で、岡庭一雄村長や参加者らにバイオリンの奏法を手ほどきする場面もあり、会場とステージが打ち解けたアットホームなコンサートとなった。

 「いずれはこういうコンサートが村の人たちに浸透していくのではないか」と岡庭村長。愛知県から家族で参加した間瀬淳子さん(37)は「枠をはずして、子どもも喜ぶような親しみやすいコンサートだったのでとても感動した」と話していた。

  

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